KUT 統計学2
1 はじめに
これは、高知工科大学 経済・マネジメント学群で開講されている「統計学2」(担当:矢内勇生)の講義用資料である。
Warning
これは授業の補助教材である。
- 大切なことは授業で説明する。この資料にすべて書かれているわけではない。
- この資料に書かれていない内容も授業で説明する。よって、この資料に書かれていない事項でも授業で説明した内容はすべて試験範囲である。
- 受講生全員が 教科書 の指定範囲を読んでいるという前提で授業を進め、試験を実施する。教科書の内容をこの資料で詳しく説明することはないので、必ず教科書を読むように。
1.1 基本情報
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一般公開用のスライドでは一部の情報がカットされているので、正規受講生(単位を取得したい者)は [KUTLMS]https://lms.kochi-tech.ac.jp/course/view.php?id=2797) で完全版を入手すること
- KUTLMS
- 登録キーはポータルで通知する
- 授業用のSlackグループ
- 登録 には大学ドメインのメールアドレスが必要
1.2 教科書・副読本
1.2.1 教科書
- 浅野正彦, 矢内勇生. 2018.『Rによる計量政治学』オーム社(サポートページ)
1.2.2 副読本
- 宋財泫, 矢内勇生 (執筆中)『私たちのR:ベストプラクティスの探求』(web book、無料)
1.3 講義トピックとウェブ資料の対応
授業の内容は、10のトピックに分かれている。シラバス (PDF) にはトピックごとの予習課題と参考文献が記載されている。 各トピックとこのウェブ資料の対応は以下の通りである。
トピック | ウェブ資料 |
---|---|
1. イントロダクション | |
2. Quarto によるレポート作成 | Quartoによるレポート作成 |
3. シミュレーション | 乱数生成 |
中心極限定理 | |
4. 統計的推定と仮説検定の基礎 | 統計的推定と仮説検定の基礎 |
母集団と標本をシミュレーションで理解する | |
5. 標本平均と母平均 | シミュレーションを利用して大数の法則を理解する |
標本分布を理解する | |
母平均の推定 | |
6. \(t\) 分布と母平均の推定 | \(t\) 分布を利用した母平均の推定 |
7. 2つの平均値を比較する | 統計的検定と平均値の比較 |
8. 2つの変数の関係を理解する | 2変数の関係 |
Warning
一部の例外を除いて、各ページ(各章)の内容を実行するために必要なパッケージはページの冒頭で読み込むことにする。ページの途中から実行しても動かないことがあると思われるので、その際はページの最初から実行してほしい。
各ページは(パッケージのインストールとデータファイルの入手を除き)独立なので、ページ単位で実行することができる。